【韓国料理】在韓日本人が伝授する本場のチヂミレシピ☆サクサク食感を最大限出すポイントをお教えしちゃいます!

韓国料理で何が好きと言われたら「チヂミ!」って答える日本人は結構いるんじゃないでしょうか?私も大好きな料理のひとつでもよく食べています。

サクサクとした食感に食欲がそそりますよネ!!でも実際に自分で作って見たら、お店で食べたときのようにサクサクした食感が出せなかったという人も多いんじゃないでしょうか?

じつは、チヂミは美味しく作るポイントさえ押さえれば、簡単に美味しく作れちゃうんですよ!今日は韓国料理のチヂミの種類や日本でも簡単に作れるレシピの紹介をしてみますね!

1 チヂミの種類はどんなのがあるの?

まずはチヂミにはどんな種類があるか見てみましょう。

ビジュアルからして韓国版お好み焼きともいえるチヂミ、

小麦粉をベースに野菜や海産物を具材として入れ薄く伸ばしたものを油で焼いたものがチヂミです。

そのまま食べたり、しょうゆベースの付けダレにつけていただきます。

韓国ではおかずというよりもつまみや間食というイメージが強いチヂミですが、正月やお盆のときには定番料理としてもあげられます。

家庭で作る場合は、冷蔵庫にあるもので簡単に作るものというかんじで私もわざわざ材料を買ってきてまで作ったということがありません。

また日本でよく聞く「チヂミ」という名前ですが、韓国でチヂミと言ったら、、、

結論から言うと「通じません!」何それって顔をされます。

私も以前「チヂミ食べたいです」と伝えたら全く通じず、、調べたところチヂミという呼び方は方言だそうで

全国的には「부침개、~전」(プッチンゲ、~ジョン)というんです。

どちらを使うかは個人によって違ったり発音しやすい方を使うことが多いです、どちらも同じ意味です。

それではざっとチヂミの種類を見てみましょう。

キムチプッチンゲ

家庭で一番よく作られるチヂミの一つです。

小麦粉の生地に刻んだキムチとキムチの汁を入れて焼いたものをいいます。キムチの汁が入っているので生地が味付けをあまりしなくても美味しく食べることができます。

野菜も入れる場合も多く、入る野菜は玉ねぎ・人参・ニラ・じゃがいも・ズッキーニ・ネギなどが入りますが家庭により様々です、あまりこだわらず冷蔵庫にあるもので、ささっと作ります。

パジョン

パジョンは細いネギを生地に上に並べて焼いたものをいいます。

旬のネギは甘くて美味しいのでそのままでも十分美味ですが、海産物などを加えて焼いてもオーケー、居酒屋の定番メニューです。

プチュプッチンゲ

ニラをパジョンのように生地の上に並べて焼いたり、ぶつ切りにして生地と混ぜて焼いたものをプチュプッチンゲといいます。

またニラをミキサーにかけたものを生地に混ぜて焼く場合もあります。

へムルプッチンゲ

へムルとは海産物のこと。イカやエビなどが入ることが多く、野菜も一緒に入れて焼きます。へムルプッチンゲは、酒の肴にぴったりですよ♪

トングランテン

トンクランテンは、海産物や野菜を細かく切ったもののにミンチ状のお肉を加えて丸く形を作ったものをフライパンで焼いたものです。

お盆や正月の名節に作る場合も多いですが、冷凍食品もあるぐらいに普段でも食べやすいチヂミです。

カムジャプッチンゲ

ジャガイモのチヂミをいいます。ジャガイモは1つずつすり卸したものを味付けして焼きます。手間はかかりますが、もちもちして美味しいチヂミです。

名節(正月・お盆)に食べるジョン

名節にチヂミは無くてはならない料理です。

豆腐・野菜・魚・キノコなどの材料を切って生地に付けてやいたものや

野菜やかにかま、ハムなど彩りよく串にさして生地を付けて焼いたもの。

唐辛子に肉を詰めてやいたもの、トングランテンなどが一般的に名節に作られる料理です。

2  在韓日本人が教えるチヂミをサクサク美味しく焼く時のポイント☆

チヂミって焼きたてのサクサクした触感がたまらなくおいしいですよね☆

今日は韓国で暮らしているからわかる、チヂミを香ばしく焼くポイントをレシピとともに伝授します。

これで日本でも美味しいチヂミが食べられますね♡

ポイント1 小麦粉だけやなくて片栗粉も混ぜるとサクサク感アップ!

プッチンカルというチヂミ専用の粉がない場合は、小麦粉から生地を作らなければなりません。

その場合は小麦粉だけではなくて片栗粉も混ぜるとサクサク感がアップして美味しいチヂミができあがります。

量は片栗粉が全体の1/3~1/4くらいでオーケー。

日本でも売っているプッチンカル(チジミの粉)があれば便利ですよね。

ポイント2 生地を作るときに冷たい水や氷を入れて作れ

生地を作るときに冷たい水や氷を入れて、

生地を冷やした状態で作るとサクサクしたチヂミをつくることができちゃうんです。

もし時間があれば事前に作って冷蔵庫で種をねかしておいてもいいでしょう^^

ポイント3 フライ返しでおさえて平たくしろ

お好み焼きはフライ返しでおさえるという行為はNGですが

チヂミの場合は、フライ返しでおさえて伸ばすのがサクサクした美味しいチヂミを作るコツです。

ですから生地をフライパンに広げる時にあまりたくさんのせないこと!

伸ばすことを想定して生地をのせましょう。

ポイント4 とにかく油が命、ケチらずたっぷり入れろ

油がないとサクサクのチヂミは出来上がりません。

焼きながら、何回か生地周辺にくるりと油を追加していくことが重要です。

ダイエットしている方には向かない料理だといえますね。

ポイント5 焼き色が付いたらフライパンに残っている油は捨てろ

油を追加してチヂミに焼き色が付いたら

フライパンに残っている油は捨てさらにひっくり返しながら焼いていきます。

油をそのままにしておくとべっとりした仕上がりになってしまいますので

最後は忘れないように油をきっていきましょう。

ではポイントを頭に入れて、レシピを見てチヂミを作ってみましょう。

3 手軽に作れるキムチプッチンゲのレシピ

今日ご紹介するのは、手軽に冷蔵庫にあるもので作れるキムチを使ったプッチンゲのレシピをご紹介します。

キムチが入るので、あんまり味付けが必要なく簡単に作れちゃいますよ♪

【生地】

  • 小麦粉カップ 1/2カップ
  • 片栗粉カップ 1/4カップ
  • 食塩 少々
  • 水 1カップ
  • 氷 2~3個

【材料】

  • キムチ 軽く一掴み
  • キムチの汁 少々
  • ニラ 5本くらい
  • 玉ねぎ 1/2~1玉
  • 人参 1/3本

1 ボールに粉類、食塩、氷を2~3個入れ、だまにならないように混ぜながら少しずつ水をいれる。

2 2~3㎝の長さに切った野菜・小さく切ったキムチ・キムチ汁を入れて生地とあわせる。

3 あたためたフライパンに油を多めにひいて、生地を真ん中にのせのばす。

4 生地の周りが透明になってきたら、フライ返しでひっくり返して、ぐいぐい押して薄く伸ばしていく。油を追加する。

5 焼き色が両面ついてきたら、余った油を捨ててもう1~2回ひっくり返して焼く。その時フライ返しで伸ばしていく。

6 皿にのせてお好みで醤油を付けて食べる。キムチプッチンゲは味が濃い目なので、そのままで十分美味しいですよ。

 

量は生地を見ながら適量入れてください。キムチの汁が多く入るなら生地の食塩の量を少なくしましょう。

あればイカやエビなどを入れても美味しいですよ。

 

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4 まとめ

今日は人気の韓国料理チヂミを美味しく作るポイントやレシピを紹介してみました。

チヂミ私も最初は上手く作れなかったんですがポイントをおさえれば、意外と簡単にできるんですよ^^

レシピを見ながら皆さんも是非今晩のメニューに追加してみてくださいね。