韓国に行ったら日本人が絶対行く場所は「ミョンドン」だといわれています。私も昔好きでした~。
いろんな店や物が1つの場所に集まっていて便利ですし、何といっても日が暮れてくるとぞろぞろと現れる屋台で食べ歩きが楽しいですよね!
韓国の屋台はいろんなメニューがあってワクワクしますよね!今日は韓国の屋台メニューの一般的な値段や衛生面、代表的メニュートッポギやホットクなど屋台基礎知識をお伝えします。
目次
1 韓国の屋台は2種類
韓国の屋台には2種類ありまして、노점(ノジョンㇺ)といわれる、食べ歩きするときによく利用するタイプと
포장마차(ポジャンマチャ)と呼ばれる座って食べるタイプがあります。
普通韓国人の感覚としては、ポジャンマチャはお酒を飲むところというイメージです。
写真は市場の中ですが、よく韓国ドラマで、ビニールに囲まれた空間で安っぽいテーブルに座りながらやけ酒を飲むシーンを見たことがないでしょうか?
あれが韓国の屋台・ポジャンマチャです。
2 韓国の屋台を使用する前は現金を準備
基本的に韓国の屋台ではカード決済ができず、現金のみで取引をしますので、現金を用意する必要があります。
5万wなどをだすとおつりがないと嫌な顔をされることもあるので、5000wや1000w札などを多めに用意していけばスムーズでしょう。
韓国は日本よりもクレジットカードの利用率が高く、数百円単位でもカードで決済ということもざらです。
だから現金を全く持ち歩かないという韓国人も多いんですよ。
ですがですが、そんな韓国人たちも冬の時期には屋台フードが食べたいがためにポケットに現金を忍ばせるといいます。
韓国の冬はとっても寒いですから、屋台に入ってホッとしたいんですね。
3 韓国屋台の定番メニューから話題のメニューまで
韓国でよく見る基本の屋台メニューを並べてみました。値段は店舗ごと地域ごとで異なりますので、参考程度に考えてみて下さいね。
トッポギ
韓国屋台の定番メニュートッポギは、カレトクと呼ばれる棒状のもちを3~4㎝ぐらいに切ったものと、野菜・おでんと呼ばれる魚のすり身を伸ばしたものをあわせ甘辛いたれで煮込んだものをいいます。
トッポギの味を左右するタレは店舗によって異なり、辛さを指定できる屋台もあります。
トッポギのソースをスンデやティギㇺに付けて食べるとおいしいですよ。
注意する点はトッポギはもちなのでお腹がいっぱいになってしまいます、もしいろんな種類を食べてまわりたいなら、しめに食べるようにしたり友達同士で分けて食べるのをおすすめします。
値段は1人分2000wからです。
スンデ
牛や豚の腸に韓国の春雨やもち米を詰めて蒸したものです、見た目が黒くグロテスクな雰囲気ですが、はまる人ははまってしまう味です。
上手い店だと全く生臭さがなくホントに美味しいんです、店主の手腕が感じられるメニューですね。
一緒にレバーも付けてもらうことも可能ですから挑戦したい人は「カヌㇽチュセヨ」(レバー下さい)と言ってみましょう。
値段は1人分2000wからです。
ティギㇺ
こちらもトッポギと一緒に売られていることが多いメニュー、ティギㇺとは日本でいう天ぷらのことです。定番のエビフライから、春雨の和え物を海苔で巻いたものをあげたキムマリなど店舗ごとにいろいろな種類があります。
韓国のてんぷらはしっとりとした触感が多いですね。
オデンもトッポギと一緒に売られるメニューです。詳しくはこちら☆寒い冬に韓国の屋台でアツアツおでんを食べて暖をとろう!食べ方を詳しく紹介☆
プンオパン
日本でいうたい焼きが、プンオパンです。
同じビュジュアルですが、日本より一回り小さくカリカリした触感で、あんこが少なめです。
最近は中身はあんこだけではなくいろんな種類がありますよ。だいたい何個かセットでいくら~という価格設定で売られていて、袋に入れて渡してくれます。
値段は3コ1000wから。
ケランパン
卵か丸ごとはいったパンというよりも大判焼きですね。形もそんな感じ。
卵が1個はいっているので結構ボリューミーで、お腹がすいた時にはぴったりですが、食べ歩きしたいときには注意が必要です!
値段は1つ1000wから。
ホットク
日本でもブームになったホットクは小麦粉の生地の中にシナモンや黒砂糖をいれ平たくして焼いたものです。
焼きたては紙コップや紙袋に入れてくれますが、中身が暑くなっているので火傷しないように食べて下さいね。
最近は野菜やチーズ味なんかもあって多種多様になってきました。
値段は1つ1000wから。
電球ソーダ
去年韓国でインスタグラムから火が付いた電球ソーダーは、ビュジュアルが可愛いということで大人気に。
日本にも上陸したみたいですね。
ストローところに小さいライトが付いていて光るので写真を撮っても可愛いんですね。
値段は1つ4000wで飲み物としては高めですが、かわいい写真のために試してみる価値はあり?
レインボー綿あめ
独特な形で大きくカラフルな綿あめは持っていると目を引きます。
最近はなんとキャラクター綿あめも登場していてインスタグラムでも人気ですよね。
値段は1つ4000wでキャラクター綿あめだと追加で2000wくらいです、子供にねだられた日にはすごい出費です、、。
4 気になる韓国屋台の衛生面はどうなの?
日本の屋台でも衛生面が疑問視されることがありますが、韓国の屋台の衛生面はどうでしょうか?
屋台をよく見ていればわかりますが、お金をもらった手でビニール手袋をせずに調理しているところもあります。
特にミョンドンなどの観光地エリアは水道が満足にないため、手や調理器具を満足に洗うことは難しいといえます。
また韓国は日本に比べPM2.5が春や秋にひどく、春には黄砂も飛んできて大気汚染の問題が深刻です。
韓国人も外出時に戸惑うようなときに屋台で作り置きされた料理を食べるのは、遠慮した方がいいでしょう。
また真夏には食中毒などの危険性もありますから、特に生ものには手を出さないように気を付けることも必要です。
そして作り置きをしていない、回転が速いお店で食べることも覚えておいたらいいでしょう。
韓国の屋台は、現金で取引するために領収書がなく、もし食中毒になっても自己責任ですので、よく考えて屋台を利用するようにしましょうね。
まぁ、屋台の料理は衛生面なんかを考えたら食べれないじゃないという声も聞こえてきそうですね。衛生面に不安があると神経質に考えてえしまう人は美味しく食べれないので、食べない方が無難でしょう。
5 まとめ
最近の韓国の屋台はチェロスとかロブスターとかトルコアイスとか。。。韓国なの?ってものも売られていて良くわからなくなってきている(笑)感じですが、食べ歩きはやはり楽しいな~と思いますね。
また面白い屋台を見つけたらアップしますね。