私は昭和生まれなので、母親のことをお母さんと呼んで育ちましたけど、最近の子供たちは「ママ」が主流なんじゃないでしょうか?では韓国語で「ママ」の意味を表す言葉はなんというでしょうか?今日は韓国語の「ママ」の使い方や意味を解説しますね。
1 韓国語で「ママ」は何というの?
엄마 (オンマ)ママ
韓国語で「ママ」は、「엄마 (オンマ)」といいます。意味としては「ママ・母さん・母ちゃん」といった感じですね。
「オンマ」は一般的には、主に子供たちが使う言葉です。大きくなって特に人前では、韓国語の「お母さん」にあたる「어머니」をつかうのがいいとされています。でも実際には、家族の中や親しい人との会話では「オンマ」みんな使ってますよ~。
엄마 (オンマ)の発音は、オンを一文字で発音するつもりで、ㅁパッチㇺがあるので、んの発音の時に口を閉じるのがポイントですね。
★엄마가 시장에 같이 가자고 하셨다.
(オンマガ シジャンエ カチ カジャゴ ハショッタ)
ママが市場に一緒に行こうといった。
★제 생일이라서 엄마가 미역국을 끓여주셨다.
(チェ センイリラソ オンマガ ミオクグル クリョジュショッタ)
私の誕生日なのでママがわかめスープを作ってくれた。
2番目の例文で「わかめスープ」がでてきますが
韓国で定番の誕生日のメニューが「わかめスープ」なんですよ。
なぜこれを食べるかというと、
母さんが苦労して、私たちを産んでくれたという感謝の気持ちを忘れないため誕生日に食べるんです。
韓国の産後の体の回復食がわかめスープだからなんです。
お母さんたちが産後の時期に体を休めながら食べる料理がこれです。
私も、ほん~~とに「またそれかい~!」って食べさせられました、山盛りのご飯とともに、、、。夜食までわかめスープです。
誕生日にそういう意味で食べるなんて母の立場からしたら、いい風習だなぁって私は思います。お母さんの苦労があったからこそ私たちがいるわけですもんね。
↓誕生日のお祝いフレーズはこちらをチェック★
韓国語で誕生日メッセージを送ろう♥友達や目上の方にも使えるフレーズ紹介します!
2 韓国では「母の日」はあるの?
日本では、5月に「母の日」がありますよね。韓国はどうでしょうか?
韓国には「母の日」というのはないんですが
毎年5月8日「어버이날(オボイナル)」という日があり
日本語に訳すると「父母の日」です。
韓国ではお父さんとお母さんに一緒にありがとうと感謝を伝える日があるんですね!
「父母の日」に良く渡されるお花はカーネーションです、日本の母の日と一緒ですね。
ちょっと違うのは、カーネーションの生花(造花もある)をコサージュにして、「父母の日」の朝に感謝を伝えながらつけてあげます。
韓国人って他人の目を、日本人とは違ったかんじで気にします。他人によく見られたいって思う感じが強い。
なので、「父母の日」にコサージュをつけてもらった両親は堂々と街を歩けるといいます。
自分に感謝してくれる子供たちをもっていて、それも朝から感謝を伝えに来てくれた、というのが人目に見えますから。
特に70代以降の田舎の両親たちはそういう傾向が今も強いですが、最近の都会の両親は付けたりしない人が大部分ですね。
日本のように花束や、鉢植えなどをもらいますが、、、
一番喜ばれるのは「お金」です。
え?プレゼントじゃなくて?と日本人の感覚で思いますが、韓国人たちは一番いいのはお金という人が多いです。
私も何年も住んでカンコクナイズされて、それが一番だわ~と思うようになりましたが、最初はすごい違和感でしたね。
最近は普通にお金送っても面白くないということで、最近は「돈다발(トンタバㇽ)」というものが何年も前から流行してます。
「お金の花束」という意味ですが、バラの花に一個一個札束を巻き付けて、花束をつくるんですね。
ジャーン~~~!!!
すごいビュジュアルでしょ!?
普通の花屋で作ってくれますよ~。私もプレゼントしたことがありますが、これ喜ばれますよ(笑)韓国人はお金がすきね。ㅋㅋㅋㅋㅋ 写真は韓国サイトからお借りしました♪
3 まとめ
韓国語で「ママ」の意味はわかりましたか?今日は韓国語というよりも文化紹介になってしまいましたね、でも韓国語を理解する上では文化をよく頭に入れておくのは重要なことですからいいということにします。では또 만나요~^^
또 만나요は何だろう?正解はこちら↓