どんな国でも人同士が会話を楽しくするには、あいづちを打ち合うことが必要不可欠ですよね。「うん」や「なるほど」などのあいづちは韓国語ではどういうでしょうか?
必要な時に正しい発音で共感してあげれば、きっと好感度もアップすること間違いなしです。「うん」などの短い単語ばかりですから、正確な発音を合わせて身に付けちゃいましょう。
目次
1あいづちを打つことは韓国語で何と表現するの?
「うん、うん」などと「相槌を打つ」は韓国語で
「맞장구를 치다」(マッチャングルㇽ チダ)といいます。
語源は韓国の伝統楽器に장구(チャング)という太鼓に似た楽器があるのですか、それを2人で向かい合って演奏するところから来ています。 맞 はお互いに向かい合うという意味があります。
장구(チャング)を2人で息を合わせて演奏しないといけないということから変化し、会話でも共感したり、うまく反応してあげることなどを「맞장구를 치다」(マッチャングルㇽ チダ)というようになりました。
2韓国にはどんなあいづちがあるの?
韓国にもあいづちはありますが、日本ほどたくさん合いの手を入れることがないような気がします。
日本人は相手が話しているときも、「へぇ~」とか「うん、うん」と聞いているよと意思表示をしますが、韓国人は会話が終わったり、区切れたりするときに、反応するといった感じです。
韓国人にしたら、日本人の反応の仕方が愛嬌のようにとらえられて、可愛い♥と思われてるみたいですよ。ではよくつかわれる、あいづちを例文で確認しながら見てみましょう。
【응】(ウン)うん
これは韓国語と日本語の発音と意味が一緒ですね。日本のように「うん、うん」と繰り返していったりはしません。
【어】(オ)へぇ~
日本人が良く使う「へぇ~」は、어 (オ) といいます。人によっては、오(オ)や、아(ア)を使うこともあります。
【그래요?】(クレヨ?)そうなんですか?
그래요? (クレヨ?)と、語尾を上げると「そうなんですか?」という意味ですが、「그래요」(くれよ) と語尾を下げるかんじに発音すると「いいですよ」と許可を表す言葉になります。
ため口ならばヨをとってフランクに「그래?」(クレ?)そうなの?、語尾を下げて 「그래~」でいいよ~って意味になります。
【그러게요】(クロゲヨ)そうですよね。
これは、うんうんと相手に同意するときに使えるあいづちです。ヨをとって「그러게」(クロゲ)そうよね~って感じでも使えますよ。
では例文をみてみましょう!
A:오늘 저녁에 비가 온대요.(今日の夕方、雨がふるんですって)
B: 어,그래요? 이렇게 맑은데 비가 오다니 …(へぇ~そうなんですか?こんなに晴れてるのに雨が降るなんて、、)
A :응,그러게요.(うん、そうですよね~。)
【어머나】(オモナ)あら!まぁ!
これは、驚いた時の表現になります。基本的に女性だけが使う言葉なので、男性はつかわないようにしましょう(そっち系のひとだと思われます)
いろんなバリエーションがあり「어머」(オモ)軽く驚いた時に使うものや「어머어머」(オモオモ)2回繰り返して驚きを強調する場合もありますよ。驚きを表す感じで、大きい声で発音しましょう。
【진짜?】(チンチャ?)マジで?
これも驚いたり、初めて聞くことに対して反応するときのため口の相槌です。
丁寧な表現では「정말요?」(チョンマリョ)がありますよ。「本当ですか?」という意味ですね。ヨをとって「정말?」(チョンマル)「本当?」もあります。「정말?」を使うか「진짜?」を使うかは人それぞれですよね。
それでは例文をみてみましょう!
A:유림이가 승우씨한테 고백했대~! (ユリミがスンウさんに告白したって!)
B:어머어머~진짜?근데 어떻게 됬어? (あらあら~マジで?それでどうなったの?)
【그럼요】(クロㇺミョ)もちろんですよ。
これは相手の言葉に同意するときにつかわれます。
【맞아요】(マジャヨ)そうです。
相手の話がホントにそうだ!と思うときに使います。ヨをとって「맞아」(マジャ)そう!そのようにため口で使いますし、「맞아맞아」(マジャマジャ)と2回繰り返して「そうそう、その通り」と激しく合意する場合にも用いられます。
似ているフレーズでは、「그래그래」(クレクレ)があります。軽く合意するとき、またはあしらう時にも使われたりするので、発音や言い方に注意して使い分けましょう。
では例文をみてみましょう!
A:내일 늦지않게 가야겠네요.(明日遅れないように行かないといけないですね)
B:그럼요. 너무 기대 되네요. (もちろんです。凄く楽しみです。)
A:맞아요~(そうですね~)
【우와】(ウワ)わ~!
わ~!ですが日本語のように語尾を伸ばさないように発音しましょう。凄い!というようなニュアンスでつかわれる場合が多いです。
【그렇구나】(クロックナ)なるほど
少し驚きが込められた納得の表現です。独り言に近い感じでつかってもオーケー。丁寧なフレーズでは「그렇군요」(クロッグニョ)「そうなんですか?」て感じですね。
それでは例文をみてみましょう!
A:수미씨 이렇게 하면 쉬워요.(すみさん、こうやってすれば簡単ですよ)
B:우와~그렇구나,고마워요. (わ~なるほど!ありがとう)
【그렇죠】(クロッチョ)そうでしょう?
日本語でいうと「そうでしょう?でしょ?」みたいな雰囲気。「クロッチョ~」と語尾を伸ばして発音すると、感情を込めた同意になります。
例文で確認しましょう!
A:이 집은 진짜 맛있었다!(この食堂は マジで美味しかった!)
B:그렇죠.유명한다고 했잖아~ (そうでしょ~有名だっていったじゃない~)
3まとめ
例文を見ながら韓国語のあいづちについて紹介してみました。うん、これ使えるな!ってフレーズがありましたか?
日本人は普段から会話の時にあいづちを入れることをたくさんするので、韓国人と会話するときに何個か覚えておけば、きっと役に立つと思いますよ。上手く使って相手に好印象を与えていきましょう♡
↓あいづちにもなる韓国語での返事について紹介してます★