韓国でも日本と同じように「じゃんけん」があります。韓国語では「カウィ・バイ・ボ」といって、手の形は日本とほぼ同じなんですよ。
今日は韓国語で、じゃんけんをする時の掛け声などを紹介します。お友達と韓国語で、じゃんけんする機会があったら是非参考にしてくださいね。
目次
1 韓国語の「じゃんけん」가위바위보(カウィ・バイ・ボ)
가위바위보(カウィ・バイ・ボ)は日本語のグーチョキパーにあたり
日本語に訳すと「チョキ・グー・パー」の順番に並んでいます。
また、日本語でじゃんけんするときのように「じゃんけんぽん」といった決まった掛け声はありません。
では手の形を見てみましょう!
가위(カウィ)はさみ
가위(カウィ)はさみを意味して、日本語の「チョキ」と一緒です。
形は日本と一緒だったり、人によっては親指と人差し指を出したピストルのような形を使う人もいますよ。
바위(バイ)岩
바위(バイ)は、岩を表します。形も日本の「グー」と一緒です。
보(ボ)風呂敷
보(ボ)は、風呂敷を表すんですね!보자기(ポジャギ)の頭文字からきています。
日本では紙ですから、韓国の方が丈夫で強そうな雰囲気ですね。
2韓国で「じゃんけん」するときの掛け声
決まった掛け声はないと言いましたが、無言で何も言わずに手だけ出すわけではなくて
가위바위보(カウィ・バイ・ボ)といってじゃんけんをします。
日本語の「グーチョキパー」がそのまま掛け声になっているんですね。
あいこの場合も、掛け声がなく가위바위보(カウィ・バイ・ボ)といって勝負がつくまで、ひたすらじゃんけんをするときもあります。
日本語では「あいこでしょ、しょ、しょ」と続けますが
この「しょ、しょ」と同じ意味で「보・보・보、、、(ボ、ボ、ボ、、、)」と繰り返すときもあります。
あとは「じゃんけんポン」のように絶対なくてはならない掛け声ではないですが
「最初はグー」「出さなきゃ負けよ」のようなニュアンスで使ってもいいフレーズはあります。
안 내면 진다 (アンネミョンチンダ)「出さなきゃ負けよ」
안 내면 진다 (アンネミョンチンダ)の後に、가위바위보(カウィ・バイ・ボ)といって手を出すんですね。
안 が否定形を表し、내면が、出すですから
出さなければ 진다 (負ける)=「出さなければ負ける」で日本語とほぼ同じ意味ですね。
使うか使わないかは、個人差があるようで、うちの子供たちは使っているところを見たことはないですね。
3 韓国語の「じゃんけん」가위바위보(カウィ・バイ・ボ)を使おう!韓国の遊び
참.참.참 게임 (チャㇺチャㇺチャㇺゲイㇺ)あっち向いてほい
韓国のあっち向いてほいは、참.참.참 게임 (チャㇺチャㇺチャㇺゲイㇺ)といいます。
韓国のあっち向いてほいは、참.참.참 (チャㇺチャㇺチャㇺ)という掛け声とともに
3番目の「チャㇺ」のときに顔を一緒の方向に向けたら負けです。
日本では指を指しますが、韓国では手を開いた状態でしますよ。バラエティー番組でよく出てくるゲームですね。
また、子供たちが 가위바위보(カウィ・バイ・ボ)をよく使って順序を決めたりする遊びには、どんなものがあるでしょうか?
日本でも子供の頃よくした遊びの韓国語でみてみましょう!
숨바꼭질(スンバッコチル)かくれんぼ
日本では隠れている間に数を数えますが、韓国のかくれんぼは、꼭꼭 숨어라 머라가락 보일라~다 숨었니? (ッコッコスモラモリカラッボインダ~タースモンニ?)という掛け声をかけて探しにいきますよ。かわいいですよね。
술래찾기(スゥㇾチャッキ)鬼ごっこ
술래찾기(スゥㇾチャッキ)は、술래(スゥㇾ)が鬼ではなく、朝鮮時代の警備員の名前からきているそうですよ。ちなみに鬼は 도깨비(トッケビ)です、去年流行った韓国ドラマのタイトルでもありましたね。
윷놀이(ユンノリ)韓国の伝統的なすごろく
韓国の伝統的なすごろくは、윷놀이(ユンノリ)といって4つの木の棒を投げて合計の数でコマを進めていくゲームです。主にお正月に家族や親戚たちが集まったときにやりますよ。お金なんか賭けたりして結構盛り上がります。普通のすごろくは、보드게임(ボドゥゲイㇺ)といいますね。
3まとめ
今日は韓国語でのじゃんけんの仕方、掛け声のかけ方についてまとめてみました。留学で韓国に来た方や、韓国人の友達がいる方、そしてそして私と同じように韓国で子育て中の方は 가위바위보(カウィ・バイ・ボ)を結構使う機会がありますから、ぜひ覚えておかれたらいいですよ~。