韓国語ではっきり「嫌い」と言うには?使い方や発音を確認して使いこなそう!

韓国人たちは、嫌なものは嫌とはっきり伝える傾向にあります。韓国語で「嫌い」と伝える場合、韓国語では何と表現するでしょうか?韓国語の「嫌い」は、싫다(シルタ)といいます。

さて、どのように活用していったらいいでしょうか?今日は韓国語の「嫌い」の発音やフレーズを紹介しますよ。

1 韓国語で「嫌い」と発音するには?

韓国語で「嫌い」と伝えるには「싫다」(シルタ)という単語を活用して文章を作っていきます。

싫어해요(シロへヨ)嫌いです

嫌いにあたる싫다(シルタ)+해요(へヨ)~ですで、싫어해요(シロへヨ)嫌いですになります。

では例文で確認してみましょう!

나는 초밥 싫어해요 (ナヌン チョバプルㇽ シロへヨ)私は寿司嫌いです。

저는 한국어 공부 싫어해요(チョヌン ハングゴ コンブルㇽ シロへヨ)私は韓国語の勉強嫌いです。

上の二つの例文をみて「あれ?」と違和感を感じた方は鋭いです!

「嫌いです」 の前に来る助詞「~が」

韓国語では「~を」にあたる「를/을」をあてはめないといけません。

나는 초밥 싫어해요

(ナヌン チョバプルㇽ シロへヨ)私は寿司嫌いです。

例文で見るとよくわかりますが、日本語で「寿司」で、韓国語では「초밥」になっていますね。

韓国語では嗜好や能力を表す単語の前では、助詞が「를/을」がくるんです。

日本語では「~が」と読むので「이/가」をあてはめたくなってきますね。

そして1番目の文では「을」を2番目は「를」を使っていますが

使い分けはどうするかというと

  • 前の文字にパッチㇺがある場合は「을」を使う
  • 前の文字にパッチㇺがない場合は「를」を使う

このように使い分けます。

好きのほかにも嗜好や能力を表す 好きだ/上手だ/下手だ などの単語をつかうときは注意して助詞を選びましょう!

2「嫌い」=「好きじゃない」という場合はどうすれはいい?

「嫌い」とストレートに言うよりも「好きじゃない」という方が言いやすいという方もいるはず。

韓国語で「好きじゃない」は2種類で表すことができます、どちらを使っても意味は同じですよ。

では、否定の文章を作ってみましょう。

好きですについては、こちらをご覧ください→韓国語で「好き」は2種類ある?使い分けや発音はどうなるの?

좋아하지 않아요(チョアハジ アナヨ)好きじゃありません

좋아하다が「良い・好き」次に、否定を表す~지 않다(~ジアンタ)続くので

좋아하지 않아요(チョアハジ アナヨ)好きじゃありませんになりますね。

나는 체육 시간을 좋아하지 않아요(ナヌン チェユク シカヌルㇽ チョアハジ アナヨ

私は体育の時間が好きじゃありません

안 좋아해요(アン チョアヘヨ)好きじゃありません

否定を表す안~(アン~)に後に 좋아해요(チョアヘヨ)が続き

안 좋아해요(アン チョアヘヨ)好きじゃありませんの文になります。

저는 선생님을 좋아해요(チョヌン ソンセンニムゥル アン チョアヘヨ)

私は先生が好きじゃありません。

3 嫌気がさすは韓国語でどう発音する?

싫증이 나다(シルチュンイナダ)嫌気がさす、飽き飽きする、嫌になる

上級者には「싫다」(シルタ)を使ったこんな表現はどうでしょうか?

「싫다」(シルタ)嫌い+「증」(チュン)症で、싫증(シルチュン) 嫌気という単語になります。

나다(ナダ)が~なるで、あわせると싫증이 나다(シルチュンイナダ)です。

매일 고기만 먹었더니 이제 싫증이 나네(メイルコギマンモゴットニイジェシルチュンイナネ

毎日肉だけ食べたら、今では嫌気がさすな

맛있는 음식도 날마다 먹으면 싫증이 나는 법이다

(マシヌンウンシクドナルマダモグミョンシルチュンイナヌンボピダ)

美味しい食事も毎日食べたら嫌気がさすようになっている

4 まとめ

今日は韓国語で「嫌だ」にあたるフレーズの使い方や発音について紹介してみました。

韓国人は感情表現をはっきりしますので、長いものにまかれ自分の感情を曖昧にする傾向のある私たち日本人はちょっと戸惑うことも多いものです。

私も何年も住んでいても、そういうところでまだまだ韓国人になり切れないなぁなんて思うことも多いですね~。(別になつもりはないですけどwww)

はっきり韓国語で好き嫌いを伝えられるように今日の内容を覚えておいてくださいね。