日本語では「すいません」1つにいろんな意味がありますよね。このように言いなれている「すいません」を韓国語で言うには、どう言ったらいいでしょうか?
韓国語では、どういう意味で使うかで全くフレーズが違ってきますので、それぞれシチュエーションごとに使い分ける必要があります。今日は韓国語の「すいません」の発音と使い分け方を紹介しますよ♪
目次
1 謝罪を述べる時の「すいません」
죄송합니다(チェソンハㇺニダ)申し訳ございません
何かを誤りたいときに
丁寧に謝罪する場合、죄송합니다(チェソンハㇺニダ)を使います。
ハㇺニダ体ですので、目上の方や取引先の顧客など、改まった場でも使えるフレーズです。
ヨ体の 죄송해요(チェソンヘヨ)だと、会社の親しい年上の人同僚などに使います。죄송합니다(チェソンハㇺニダ)よりも柔らかい表現になりますよ。
정말 죄송합니다(チョンマル チェソンハㇺニダ)本当に申し訳ございません。
늦어서 죄송해요(ヌジョソ チェソンヘヨ)遅れてすみません。
미안해요(ミアネヨ)ごめんなさい
미안해요(ミアネヨ)はヨ体なので、関係が近い間柄で使われるややフランクなフレーズです。
さらにフランクになると、ヨをとって미안해(ミアネ)恋人や友達と年下などに使われ、完全にパンマル(ため口)だと미안(ミアン)といいます。
丁寧な言い方では미안합니다(ミアナムニダ)があります、それほど謝る内容が大きくない場合つかいますよ。
연락 못 해서 미안해요(ヨンラク モッ テソ ミアネヨ)連絡できなくてごめんなさい。
어제는 미안해(オジェヌン ミアネ)昨日はごめん。
잘 못 했어요(チャル モッテッソヨ)間違っていました。
自分の非を認めて、相手に謝罪する場合使うフレーズです。
直訳で「よくできない」という意味ですので、具体的にここが自分が悪かったというときに使われます。
제가 잘 못했어요(チェガチャル モッテッソヨ)私が間違っていました。
잘 못 한것 있으면 말해라(チャル モッ タンゴ イッスミョン マルヘラ)間違ったことがあれば言ってみろ
2 人に声をかける時の「すいません」
실례합니다(シルレハムニダ)失礼します。
作業中の人や、通りかかった人に声をかける時に使われるのが실례합니다(シルレハムニダ)です。
事務所などに入るときや同僚などより先に帰る場所もつかわれます。
실례합니다만 이 서류 확인 해주실래요?(シルレハムニダマン イ ソリュ ファギン ヘジュシㇽレヨ?)
すいませんが、この書類を確認していただけますか?
실례합니다 좀 물어볼게 있는데요(シルレハムニダ ジョン ムロボルケ インヌンデヨ)
すいません。ちょっと聞きたいことがあるんですが。
저기요(チョギヨ)あの~
見知らぬ人に声をかける時や、お店で店員を呼ぶときに使われるのが
저기요(チョギヨ)です。
日本語の「あの~・すいません」に相当します。
とくにお店で店員を呼ぶときに죄송합니다(チェソンハㇺニダ)なんて呼ぶとすご~~く変なのでこのフレーズはよく覚えておきましょう!
저기요 주문이요(チョギヨ チュウムニヨ)あの~注文お願いします。
저기요. 좀 물어볼게 있는데요(チョギヨ ジョン ムロボルケ インヌンデヨ)
あの~ちょっと聞きたいことがあるんですが。
3 まとめ
韓国語の「すいません」の発音や使い分けはマスターできそうでしょうか?場面ごとで使い分けが慣れるまでちょっとむずかしいですよね。
なんだかこう見てみると日本人はすいませんを使いすぎる民族だな、、、と思いますね。韓国人は謝罪するなどは、自分がほんとに悪いと思わなければ謝らないというスタンスです。
日本人は相手が悪くても挨拶のような感じで「すいません」と言ってしまうんですが、韓国でそれをやると「お前謝ったじゃないか」といろいろめんどくさいことに巻き込まれてしまうこともあります。事故起こしたときは、特に謝るなと言われましたよ。日本人としては文化の差を感じるところですね。